京都・大阪の靴底剥がれ、つけ直し、接着修理はクツショウテン長岡京店へ スニーカー、革靴、トレッキングシューズもお任せ

クツショウテン フレンドマート長岡京店

2023年07月07日 09:00

靴底のつけ直し・接着修理


年間を通して非常にお持ち込みの多い、靴底の剥がれ
気温の高い夏時期は特にお持ち込みが増えるシーズンになります。
靴底を接着する為に使用しているボンドは屈曲性に優れ、強固な接着力を有していますが、熱に弱い特徴があります。


真夏のアスファルトはお昼ごろには60℃を超える場合もあり、ボンドの軟化点(柔らかくなり、接着力を失う温度)はだいたい50~60℃で、
アスファルトの地面から伝わる熱でボンドが柔らかくなってしまいベロっと剝がれてしまうのです。



目次

靴底が剥がれる大きな原因としては

接着修理の手順① ボンドの除去

接着修理の手順② プライマー処理


接着修理の手順③ 接着


お値段・納期







靴底が剥がれる大きな原因としては







・製造時のボンドの劣化

ボンドにも劣化がありますので、現在のボンドを取り除き、新しく塗りなおしたら修理可能です!


・気温が高く熱でボンドがやわらかくなってしまい剥がれてしまう

こちらも接着力が落ちているので、再度ボンドの除去、塗りなおしを行うと修理可能です!
また、ボンドの軟化点を上げるために硬化剤を使用して耐熱温度を上げます。



・ミッドソールの加水分解





この場合は接着し直す事ができない為、ミッドソールの交換、またはソールの全交換が必要になります。


接着修理の手順① ボンドの除去





剥がれた靴底には元々のボンドが付着しておりますので、綺麗に取り除きます。
すごく地味な作業ですが、強固な接着をする為にはとても重要な作業です。




※機械で元のボンドを除去している様子



機械の届かない場所は手でこそぎ取ります!
元のボンドを落としたら次の工程です!!



接着修理の手順② プライマー処理



プライマーとは?




ボンドだけでは接着が不十分、または全く接着ができない素材に対して接着性を向上させるためにボンドを塗る前に表面処理をする塗り剤

プライマーの選択は素材によってそれぞれ異なるため、素材の特徴を知る必要があります。



当店では

・ゴム・スポンジ素材専用プライマー

・天然クレープ・TR(サーモプラスチック・ラバー)専用プライマー

・オイル革・塩化ビニル・ウレタン専用プライマー

3種類のプライマーを素材に分けて使用しています。


また、接着強度を上げるために硬化剤も使用しております。




どうゆう効果があるのかと言いますと、ボンドの成分を高分子化させ接着力の向上・耐熱・耐水・耐油性の向上してくれます。
要はスーパーサイヤ人2の様なパワーアップと想像してください。

先に説明した、通常のボンドの軟化点が50~60℃ですが、この硬化剤を入れることで100℃まで高めることが出来ます!

接着修理の手順③ 接着





プライマーを塗布後、ダマにならない様に、薄く均一にボンドを塗ります。
たっぷりつければしっかりつくというものではありません!

塗布後乾燥させてボンドを定着させて、その後貼り付けます!


貼り付けた後はプレスして圧着します!






接着の弱い部分がないか確認したら完成です!!




お値段・納期



接着修理
片足:690円(税込み)
納期:1日~




クツショウテン 長岡京店
〒617-0833 京都府長岡京市神足2-2-1 バンビオ2番館1F
075-952-4311
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